日帰り手術

概要

当院では手術を受けられる患者様が手術前後でリラックスして待機・回復できるように回復室に個別のスペースを整えています。安全で適切な手術を行い、手術前後で回復室を利用していただくことで日帰り手術をご提供しています。

白内障手術

濁ってしまった眼のレンズ(水晶体)を取り除き、人工レンズ(眼内レンズ)を眼に挿入する手術です。患者様それぞれに適したレンズ(着色レンズやトーリックレンズなど)を用います。

多焦点眼内レンズを用いた白内障手術(水晶体再建術)

多焦点眼内レンズは、1つの距離だけ(遠方か近方のどちらか)でなく、2つの距離*(遠方と近方の両方)にピントが合うように設計された眼内レンズです。
当院では、「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」の診療に関して平成29年3月より先進医療施設として厚生労働省から認定され、下記の費用・眼内レンズで手術を行っています。

本手術のメリットは多いですが、少なからずデメリットもあるので、適応については御自身の希望や目の状態を把握したうえで相談して判断します。

御自身で加入されている生命保険会社の契約内容によっては先進医療が保障されている場合があります。詳細につきましては生命保険会社にお問い合わせください。

●使用レンズ(国内承認)

回折型: TECNIS Multifocal® (Johnson & Johnson VISION)
焦点深度拡張型: TECNIS Symfony® OptiBlue® (Johnson & Johnson VISION)
焦点深度拡張&乱視矯正型: TECNIS Symfony® Toric OptiBlue® (Johnson & Johnson VISION)

*国内未承認の眼内レンズには3つの距離にピントが合う眼内レンズもありますが、当院では取り扱っていません。

●費用

回折型、焦点深度拡張型の場合 片眼…337,900円  両眼…675,800円 (非課税)
焦点深度拡張&乱視矯正型の場合 片眼…357,900円  両眼…715,800円 (非課税)

診察料、検査料、薬剤料は、保険診療となります。

緑内障手術

緑内障手術は眼圧を下げる手術です。眼の中を栄養する水(房水:ぼうすい)の出口(線維柱帯:せんいちゅうたい)の目詰まりを解消する流出路再建術や、房水を眼の外に逃がす創口を作成する濾過手術を行います。レーザーによって房水の流れを改善するレーザー手術もあります。

複合手術

患者様の状態によっては、上記の白内障手術と緑内障を組み合わせて行います。

手術前後の流れ(白内障手術の場合)

ステップ1【手術検討・相談】

眼の症状、白内障の程度、御本人の希望、その他の眼や全身の状態によって、手術の必要性を相談します。
手術日を決定し、それに合わせて術前検査日を調整します。

ステップ2【術前検査】(1回もしくは2回に分けて)

①眼に挿入する眼内レンズの種類や度数を決定するための検査を行います。
②手術方法、手術前後の医学的および生活上の注意点を説明します。

*全身に負担がかからない局所麻酔(眼だけの麻酔)での手術ですが、念のためにかかりつけ医(内科や外科や病院など)に情報提供を依頼することがあります。

ステップ3【手術当日】

お昼過ぎに来院していただきます。
術前の点眼・処置を行います。
手術を実施します。
術後短時間だけ経過観察します。
夕方帰宅できます。

ステップ4【術後検査・診察】

手術翌日は来院していただき、術後検査・診察を行います。
その後の検査・診察はそれぞれの方の状態によって調整します。