精密検査

眼底検査・緑内障検査

眼の病気も例に漏れず、年齢とともに増加します。また、症状と病気は1対1の関係性ではなく、症状だけでは確定診断はつきません。人間ドックに眼科検査や診察が含まれていることもありますが、簡便なスクリーニング検査に限られます。人間ドックで異常を指摘された場合や気になることがある方は、眼科での精密検査や診察をお勧めします。病気の診断・治療後も精密検査によって病気の進行評価を行い、治療方針の決定・修正を行います。

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図1:正常眼底
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図2:光干渉断層計(OCT)による眼底断層撮影像
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図3:OCT(ワイド撮影)による網膜神経線維層の解析
赤いエリアは、緑内障で網膜神経線維層が薄くなったところ
図4:視野検査の比較による緑内障の経過と治療の評価
黒い印は視野感度が低下したところ

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視野検査

視野(見える範囲)は、緑内障、黄斑(眼底中心部)疾患、脳梗塞などで障害され狭くなります。視野検査は、これらの病気を早期に診断し治療を開始するうえで重要な検査です。また、視野障害の程度や部位を確認することは、日常生活における注意点を認識し安全に健やかに過ごすことに役立ちます。当院では県内最多規模の4台の視野計を駆使して、それぞれの方に適切な視野検査を行い、病気の早期診断および治療効果の評価に努め、視野を守っていきます。

自動視野計ハンフリーⅢ®
自動視野計ハンフリーⅡ®
自動視野計オクトパス900®
ヘッドマウント自動視野計アイモ®